売却の流れ

STEP01売却の相談

所有する不動産の売却について、経験豊かな不動産会社に相談してみましょう!プロによるアドバイスはきっと参考になるでしょう。

不動産の売却はお客様のご条件やタイミング、現在の環境などによって、仲介タイプや買取など売却方法が変わってきます。「不動産を売りたい」と思ったら、まずは不動産のプロに相談をしてみましょう。
ご所有の不動産の価値はどれ位なのか、住宅ローンの残債があっても売却が可能なのか、税金などの諸費用はどのくらい必要なのかなどお客様一人ひとりにあわせた最適なアドバイスと売却方法をご提案いたします。

売却にかかる諸費用とは

不動産を売却にかかる諸費用には、印紙税、登記費用など以下のような費用がかかります。

  • 印紙税(売買契約書に収入印紙を貼付します)
  • 登記費用(抵当権抹消などの費用や司法書士報酬等)
  • 測量費、解体費、廃棄物処分等の費用
  • お引越し費用
  • 仲介手数料

STEP02売却査定依頼

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他社で売却が決まっている方も、売却を検討している方も、ご所有の不動産の査定をしてみましょう。

売却活動は、売却検討中の不動産の価値を知り、どれ位で売れるのか、また周辺の相場を調べる事からスタートします。売却がすでに決まっている方も、売却・住み替えを検討し始めた方も、不動産会社の売却査定を利用してみましょう。売却価格の目安と相場を知ることで、スムーズな売却活動につながります。

2つの売却査定を選択できます

机上査定(簡易査定)
近隣相場、直近の取引事例などによって所有不動産の価格査定を行います。現地調査を行うことなく、スピーディに査定価格をお伝えすることができますが、あくまでも目安の価格となります。
訪問査定
実際に現地調査を行って、室内、付帯設備の状態などを細部まで確認します。役所調査、権利関係の調査等も行い、近隣相場、直近の取引事例、現在の売出し事例をもとに、精度の高い査定価格を算出します。

査定価格については、おおむね3ヵ月~6ヵ月程度で売却できる価格を想定してご提示しています。
実際に売却活動をスタートする「売り出し価格」については、売主様のご希望を充分に伺った上でご提案させていただきます。

STEP03物件の調査・査定

訪問査定では実際に現地に伺い、土地や建物の状態、周辺環境を調査したうえで査定額を算出します。

訪問査定では、ご所有の不動産が「いくらで売れるか」をプロの目で判断するために、不動産会社が物件に訪問し隅々まで調査し、周辺相場、売出・成約事例、建築法規、権利関係などの確認を行い査定させていただきます。訪問査定では実際の売却額に近い査定額が算出できます。

不動産売却の必要書類

不動産の売却査定(売却)をする際は様々な書類が必要となります。どのような書類が必要なのかを紹介していきます。

  • 身分証明書(運転免許証、個人情報カードなど)
  • 印鑑証明書・実印
  • 登記識別情報通知(権利証)
  • 土地の測量図
  • 建物の図面等の資料

STEP04媒介契約

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算出した査定価格やご提案する販売プランにご納得いただきましたら、売却活動を行うための媒介契約を弊社と締結いたします。

ご所有の不動産の売却を弊社にお任せいただく(依頼する)ための契約です。提示された査定価格や販売プランを充分に理解し、納得したうえで契約を締結しましょう。媒介契約は下記の3つの種別に分かれており、そのうちの1つをご選択いただきます。

<媒介契約の種別>

  専属専任媒介契約 専任媒介契約 一般媒介契約
不動産会社
の義務
・「レインズ」物件登録は5日以内に行う
・1週間に1回以上文書で業務状況を報告
・「レインズ」物件登録は7日以内に行う
・2週間に1回以上文書で業務状況を報告
・「レインズ」物件登録の義務なし
・業務状況の報告義務はなし
特徴・ルール 特定の1社に売却を依頼する契約ですので、他の不動産会社に重ねて売却を依頼することはできません。また売主様が自ら見つけた購入希望者と直接、売買契約を締結することもできません。 特定の1社に売却を依頼する契約ですので、他の不動産会社に重ねて売却を依頼することはできません。売主様が自ら見つけた購入希望者と直接、売買契約を締結することは可能です。 複数の不動産会社に重ねて売却を依頼することができます。 売主様が自ら見つけた購入希望者と直接、売買契約を締結することも可能です。

※「レインズ」とは不動産会社のみがアクセスすることができるインターネットサイトです。 全国の売却物件情報が登録されています。

インターネットが普及していない時代においては、物件情報をすべての不動産会社に通知することが難しかったため、一般媒介契約を締結し複数の不動産会社の持つネットワークを活用することに大きなメリットがありました。
しかし現在では「レインズ」に物件情報を登録すれば、すべての不動産会社に情報が流れる仕組みになっているため、一般媒介契約のメリットはほとんど無くなっています。“不特定多数の方に売却を知られたくない”という場合を除いて、専任媒介契約をお勧めしています。

STEP05売却活動

インターネット広告、自社ホームページへの掲載、新聞折込やポスティングなど様々な媒体を通して物件を紹介します。

広告によるお問合せや顧客に対する物件資料の送付・紹介をして購入希望の方に現地や建物内部を実際にご覧になっていただく現地案内、また、指定流通機構(レインズ)への物件登録、近隣の不動産会社へも物件情報を紹介し、広く購入希望者を探すなど無料で売却活動を行います。積極的なプロモーションを展開することで、早期売却を実現いたします。

販売方法は2つのプランから選べます

TYPE01
買いたい方を当社がお探しします!
仲介による売却タイプ
納得できる価格で売りたい方にオススメ!
  • 相続した不動産をなるべく高く売りたい
  • 貸していた部屋が空いたので売却したい
  • 手狭になった住まいから、そろそろ住み替えをしたい

新聞及び地元情報誌への折込、ポスティングなどの紙媒体や自社ホームページ・大手不動産ポータルサイトへの掲載など、インターネットでの広告活動で集客をしています。昭和47年創業以来の豊富な実績とノウハウを生かした販売活動で、お客様の大切な不動産を売却いたします!

TYPE02
仲介手数料がかかりません!
弊社による直接買取タイプ
とにかく早く売却したい方にオススメ!
  • 売却をご近所の方に知られたくない
  • 急な転勤などで急いで売却したい
  • 長引くのが面倒なので、早く片付けたい

直接買取タイプは、売却物件を武田不動産が買取らせていただくサービスです。スピーディーに資金ができるため、急いで売却したい方に最適な売却方法です。仲介手数料もかかりません!

STEP06営業活動報告

弊社から営業活動の状況、お問い合わせの状況など営業活動をご報告いたします。

売主様に対して売却活動内容の報告を書面で行います。報告回数は媒介契約の種類によって異なります。
専属専任媒介の場合は1週間に1回以上、専任媒介契約の場合は2週間に1回以上となります。

ご報告の内容

お問合せ状況
購入希望者からの反響や内覧状況について、件数・対応状況・成約の可能性などについてご報告いたします。
競合・市場状況
売出し事例、成約事例、不動産市場の動向等についてご報告いたします。
今後の売却活動
今後の売却活動計画についてご提案させていただきます。
売却チャンスを逃がさないためにも、価格変更のタイミングについても検討いたします。

STEP07売買契約の締結

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売却物件の購入希望者が決定したら、買主様と販売価格や引渡し条件の調整をして、不動産の売買契約を締結いたします。

ご契約の詳細を「不動産売買契約書」にて取り決めいたします。契約にあたって、売主様は物件の状況を報告し、物件に雨漏りなどの瑕疵がないか等細かい状況について報告の義務があります。物件に付帯するキッチンや給湯器、エアコン等の設備・備品について、不具合や故障の有無などを報告します。不動産売買契約を締結した後は、契約書の条項に基づいて進めていくことになります。
引渡し時には、契約時と同じ状態で引渡すことが条件となります。契約内容に違反すると違約金の支払いが必要になる場合もありますので、トラブルにならないよう現状を正確に報告し、不明な点は不動産会社に確認を取りましょう。

売買契約時に必要なもの

  • 身分証明書(運転免許証、個人情報カードなど)
  • 実印
  • 収入印紙
  • 登記識別情報通知(権利証)
  • 固定資産税納税通知書

STEP08引渡しの準備

引越しを済ませ、買主様への引渡しの準備を進めましょう。
住宅ローンなどの抵当権がついている場合は、抹消する準備が必要となります。

売主様は、残代金を受領する決済日までに隣地との境界確認、引越しや公共料金の清算など、契約時に約束した状態にしておかなければなりません。住替えの場合などでは、売却代金受取り後も数日間の引渡し猶予を買主様に了承していただくケースもありますので、事前にご相談ください。

STEP09残代金の決済・物件のお引渡し

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残代金の受領と物件の引渡しを行い、売買契約の完了となります。

事前に定めた契約の内容で物件の引渡しを行いますので、物件の状況を改めて確認しておきましょう。
残代金を授受・鍵の引渡しを行ったら、直ちに法務局で所有権移転登記の申請を行わなければなりませんので、決済は平日の午前中に行うことが一般的です。
残代金決済から引渡しの流れをご案内いたします。

残代金決済・引渡しの流れ

物件の確認
決済に先立ち、売主様・買主様立会いによる物件の最終確認を現地にて行います。境界の確認や設備表等にもとづき、契約書に定めたとおりに引渡しが行われるか確認します。
登記関係書類の確認
所有権移転登記の申請に必要な書類を司法書士が確認します。
ローンが残っている場合
ご売却物件に住宅ローンなどの抵当権がついている場合、残りの債務を一括返済して、抵当権を抹消しておかなければなりません。
残代金の受領
買主様から売主様に残代金を支払います。預金小切手で授受するケースもありますが、買主様が住宅ローンを利用する場合などは、金融機関に集まって振込みで残代金を授受するケースがほとんどです。残代金授受の完了と同時に、所有権移転、抵当権の抹消等の登記申請を司法書士に委任します。
各種負担金の清算
固定資産税や管理費等(マンションの場合)の清算を行ないます。引渡し前日までは売主様の負担、当日からは買主側の負担として日割りで清算を行うのが一般的です。
鍵の引渡し
残代金の受領と同時に、物件(鍵)を引渡します。玄関の鍵だけでなく、勝手口、門扉その他の鍵などをすべて渡します。引渡しが完了した証として、売主・買主双方で「引渡確認票」を取り交わし、売買契約の全てが完了したことを確認します。
関係書類の引渡し
マンションの管理規約や分譲時のパンフレット、エアコン、給湯器など付帯する設備については取扱説明書なども買主様にお渡ししましょう。
諸費用の支払い
不動産会社への仲介手数料、司法書士へ報酬などの支払いを済ませます。

残代金決済・引渡し日に必要なもの

  • 身分証明書(運転免許証、個人情報カードなど)
  • 実印
  • 印鑑証明書(3ヶ月以内のもの)
  • 登記識別情報通知(権利証)
  • 住民票
  • 売却物件の鍵一式
  • 買主に引き継ぐ資料等
  • 通帳・銀行印
  • 仲介手数料
  • 登記費用
  • 公課証明書